Gitの使い方を習得した時の話
私はCGや映像制作ソフトで何かを作って投稿することを昔からしてきましたが、いわゆるITエンジニアリングのような分野は通ってきませんでした。
そんな自分でも、ゲームならMODやプラグイン、制作ソフトでもアドオンやらスクリプトでなんとなくお世話になるGithub。
「エンジニアの巣窟だしきっとなんかよくわからないことしてるんだろう!」
→本当によくわかりませんでした。
ほぼ同じ画面を扱いながら、消費者として利用する側と実際にツールとして使いこなす側で凄い差があるサービスだな、と思いました。
逆に、そんな難しいものが私レベルでも使いやすく作られていることが凄いんですが。(大体のサービスそうか)
今回は、そんなエンジニアの経験もない私が眉をひん曲げながら、GithubとGitの使い方を習得した時のことを書いていこうと思います。
前提として、これは趣味の一環で、必要最低限レベルでの話です。
ちょっと長いかもしれませんが、私のサイトなのでご容赦ください。
Gitを活用する側になった時
私は、上記の通り元々はダウンロードするか、github上で直接メモ代わりにmarkdownを書く程度の使い方しかしてきませんでした。
ですが、ブログを立ち上げるにあたって使い方を学ぶ必要が出てきました。
立ち上げの背景は、前々回のこちらの記事にあります。
が、しかし、最初は感覚を掴むまでに時間がかかりました。
理由は単純で、私はGUIでしか機械を操作してこなかったからです。
私くらいの年齢のほとんどの人がそうだとは思いますが、結構重要な事実。
ファイルを移すのにもドラッグアンドドロップ、ショートカットキーだって使えちゃいますし、ファイルを動かすのに視覚的に自由自在、かつ文字がほぼ関与しないんですよね。
対して、CLIは直接命令を打ち込まなければなりません。
コマンド自体を覚えるのも大変だし、今までマウスの軌道のままに動き、ボタンを押すだけで命令が出ていたファイル操作が、急に文字に置き換わるのはえらい差です。
その上、Gitはステージングエリアを含めた3層構造である以上、今までただぼーっと触ってきたクラウドサービスとはまったくの別物です。
また、操作に対するフィードバックも少なく、GUIに依存してる人からすると分かりにくいところもあると思います。
知識が整理された今だと、何をそんな戸惑ってたんだろう、という感じですが。
いざ実践
それらを踏まえて、まずは練習へ。
今の自分に必要なものは、
・手元の作業をリモートにバックアップできるようにすること
・環境が変わっても作業できるよう、リモートから手元に引っ張ってくること
なので、とりあえずpushとcloneの2つを中心に覚えました。
操作していく中で登場するpushやcommitなどの用語と作用を覚えて、頭に図を描いてファイルがどこを通って、それに対してどういう状態にしようとしているのかを整理しながら、何回か自分のテスト用に作ったディレクトリをいじって送受信を繰り返して覚えていきました。
過去にも書いたのですが、一度自分はよく分からず git reset --hard HEAD^
で手元のディレクトリをすっ飛ばしたことがあったので、抵抗感や恐怖心の中いじって遊んでました。
cloneも一応試して、手元に再び召喚できることを確認。
本ブログは友人におんぶにだっこで作ったもので、最初の構築の段階でリモートに接続していたので練習通りにpush。成功を確認。
これでGoogleDriveファイルごった煮事件のようなことはもうやらかさなくて済むようになりました。
一件落着~。
改めて基本的な使い方を勉強したら、その日のうちにある程度使えるようになりました。
といっても、必要最低限のものだけですがね。
今ではサイトに関連する様々なデータのバックアップ、ファイル管理手段として積極的に活用しています。
最後に
いつまで経っても、新しいツールやソフトを覚えて使える状態になった時の感覚はゲーム体験に似ていて楽しいですね。
いつか自分もBlenderのアドオンの一つくらい作ってみたいなぁ(遠い目)。
以上、私がGitの使い方を習得した時の話でした。
閲覧頂きありがとうございました。